この記事には広告・アフィリエイトリンクを含む場合があります。特定の商品やサービスを断定的にすすめるのではなく、中小製造業の社長が選ぶときの見方を整理しています。

作業台の手元照明は、安いLEDライトを置けば済む話ではありません。暗い場所では不良を見落としやすく、明るすぎても反射やまぶしさで目が疲れます。製造業では、照明は安全用品であり、品質管理の道具でもあります。
労働安全衛生規則では、常時就業する場所の作業面照度について、精密な作業300ルクス以上、普通の作業150ルクス以上、粗な作業70ルクス以上の基準が示されています。ただし、これは最低限の目安です。外観検査、細かい組立、キズ確認では、作業に合う照度と光の当て方を別に考える必要があります。
工程別に見る手元照明の選び方
| 工程 | 見るポイント | 注意点 |
|---|---|---|
| 外観検査 | キズ、汚れ、色むらが見える角度 | 照度だけでなく、斜光、反射、影を試す |
| 細かい組立 | 手元の明るさ、影の出方 | 作業者の手や治具で影ができない配置にする |
| 測定・記録 | 目盛り、表示、帳票の読みやすさ | まぶしさで姿勢が崩れないかを見る |
| 梱包・出荷 | 品番、ラベル、異物確認 | 明るさ不足で誤出荷や貼り間違いが起きないか |
使ってはいけない・慎重に見る条件
- まぶしさを我慢して使うライト
- 影が強く出て、検査箇所が見えにくくなる配置
- 金属面や樹脂面に反射して、キズや異物を見落とす光
- コードが作業台や通路にかかる設置
- 油、粉じん、ミストが多い場所で清掃しにくい照明
- 照明を替えた後に良品・不良品の見え方を確認しないこと
購買前に現場で試すこと
- 照度計で作業面の明るさを測る
- 良品、不良品、限度見本を同じ光で見る
- 作業者の姿勢と目の疲れを確認する
- 角度、色温度、アームの固定力を試す
- 清掃、交換、点検を誰が行うか決める
手元照明は、検査員だけの好みで決めるとばらつきます。標準作業書や検査基準と合わせて、どの明るさ・角度で見るのかを決めると、見落としや判断差を減らしやすくなります。
よくある質問
とにかく明るいLEDを選べばよいですか?
いいえ。明るすぎるとまぶしさや反射で見えにくくなることがあります。作業面照度、角度、影、反射をセットで見ます。
検査工程だけ照明を変えればよいですか?
検査だけでなく、組立、記録、梱包、出荷でもミスが起きます。不良や誤出荷が多い場所から優先して見ます。
参考リンク
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候補比較まで進めるなら
手元照明は、明るさだけで選ぶと反射、影、まぶしさで検査しにくくなることがあります。検査台、組立台、設備保全では、固定式、マグネット式、移動式で向き不向きが変わります。油・水・切粉、電源コード、回転体からの距離も確認します。
- 金属面の反射と、傷・バリが見える照射角度を実物で試します。
- コードを通路や可動部に近づけず、取付の落下も確認します。
- 色判定がある検査では、照明条件を基準と合わせます。
具体候補は工場用LED手元照明候補比較に整理しています。