設備・備品・サービス

WBGT計・温湿度センサーを工場に入れる前に見るポイント

この記事には広告・アフィリエイトリンクを含む場合があります。特定の商品やサービスを断定的にすすめるのではなく、中小製造業の社長が選ぶときの見方を整理しています。

工場の暑熱対策では、体感だけでなくWBGTや温湿度を測ることが重要です。WBGT計や温湿度センサーは、空調服やスポットクーラーを選ぶ前の判断材料にもなります。

暑さ対策アイテムを買っても、どの場所がどの時間に危険なのか分からなければ、対策がばらばらになります。WBGT計や温湿度センサーを使うと、炉の近く、屋根下、倉庫、検査室、休憩所、屋外作業などの違いを数字で見やすくなります。

比較すべきポイント

項目確認すること注意点
測定対象WBGT、温度、湿度、黒球温度温度だけでは危険度を見誤る
設置方法据置、持ち運び、屋外、壁付け作業者の位置に近い場所で測る
記録本体表示、アプリ、クラウド、CSV記録しないと改善に使いにくい
アラート音、ランプ、メール、アプリ通知現場が気づける方法にする
保守電池、校正、清掃、保管測定器の状態が悪いと信用されない

設置前に決めること

  • どの工程を測るかを決める
  • 測定値を誰が見て、誰が判断するか決める
  • 休憩、水分補給、作業時間短縮の基準を作る
  • 空調服、送風、スポットクーラーと組み合わせる
  • 測定器の電池交換、保管、点検を決める

WBGT計は、熱中症対策の判断材料ですが、測るだけでは危険は減りません。高い数値が出た時に、作業を止めるのか、休憩を増やすのか、人員を交替するのか、送風や遮熱を入れるのかを決めておく必要があります。

導入後は、測定値、体調不良、休憩回数、作業時間、対策実施を見ます。採用面でも、暑熱対策を数字で管理している会社は、職場環境を説明しやすくなります。安い温湿度計だけで済ませる場合もありますが、危険作業や高温工程ではWBGTを確認する方が現実的です。

設置場所で数値は変わる

WBGT計や温湿度センサーは、置く場所によって数値が変わります。出入口の近く、送風機の前、日射の当たる場所、炉の近く、天井付近では条件が違います。作業者が実際に立つ高さや位置に近い場所で測らないと、危険な場所を見落とすことがあります。

また、センサーを入れるだけで熱中症対策が終わるわけではありません。数値が高い時に誰が判断し、どの作業を止めるか、休憩をどう増やすか、管理者へどう通知するかを決めます。アラート音が聞こえにくい工場では、ランプ、掲示、スマホ通知など別の伝達手段も検討します。

見積比較では、本体価格だけでなく、電池交換、校正、記録保存、クラウド利用料、複数台管理、アラート設定、屋外対応を見ます。測定値を残せると、対策前後の比較や、来年の暑熱対策計画にも使えます。

測定値を行動につなげる

WBGTや温湿度の記録は、現場に貼り出すだけでは不十分です。数値が一定以上になった時に、休憩を増やす、作業を交替する、送風を追加する、スポットクーラーを動かす、屋外作業を後ろへずらすなど、行動と結び付けます。測定値と対策がつながると、現場も数字を見る意味を感じやすくなります。

見積比較では、本体価格、複数台管理、アラート方法、記録保存、校正、屋外対応、電池寿命、クラウド利用料を確認します。安価な測定器でも始められますが、高温工程や屋外作業が多い会社では、記録とアラートを残せる仕組みの方が管理しやすくなります。

FAQ(よくある質問)

温湿度計だけでは不十分ですか?

温度と湿度だけでも参考になりますが、熱中症リスクを判断するならWBGTを確認する方が適しています。

センサーは何台必要ですか?

工場全体で一台では足りないことがあります。暑さが強い工程、休憩所、屋外など条件が違う場所ごとに考えます。

次に読む記事

参考リンク

-設備・備品・サービス